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勝ち組でもなく、負け組でもない人生は可能なのか?(第一回):二極化が進む世界の中で

他人と競争する必要があるのか?

 

勝ち組と負け組。勝者と敗者。

日常生活で普通に使われている言葉である。日々競争の中で生きている我々には、特に何の違和感もないはずなのだが・・・。

しかし、ある時、ふと思った。

そもそも、我々は、他人と競争しなければいけないのだろうか?と。

学校でも、職場でも、そこらじゅうに競争はある。テストの成績や勤務評定で比較され、勝ち組と負け組にはっきりと分かれてしまう。

さらに、本来、安息の場所であるはずの家庭の中ですら、兄弟・姉妹間あるいは従兄弟などとの比較で勝利と敗北の感情を抱かざるをえない場合もある。

家から一歩出れば、そこには競争が待っており、日常生活は戦いの場であるというのは意識せざる事実なのかもしれない。受け入れなければいけない宿命なのかもしれない。

しかし、家庭の中にすら競争を持ち込んだ場合、一体、我々はどこで安らげばいいのだろうか?

 

終わりのない競争はしんどくないか?

 

競争の結果、必ず勝者と敗者が生まれる。当然のことだ。敗者の心情は敗者にしか分からない。自尊心が傷つけられ、幸福感も損なわれる。

勝者は言う。

「そこから這い上がってこい。じゃないと、お前はいつまでも負け犬だぞ」と。

敗者は立ち上がり、再び熾烈な競争の中に飛び込んでいかなければいけない。今度こそは、勝つぞと。

そうして、我々は死ぬまで終わることのない競争のなかで、ときには勝ち、ときには負け、喜びと悲しみのなかで生きていく。

こんな人生、しんどくないだろうか?幸福感が得られるのは勝った場合のみであり、その状態も長くは続かない。

次の戦いが待っているからだ。

他人と競争しない人生。勝ち負けのない世界で生きられないのか?勝ち組でも負け組でもない、第三の道はないのだろうか?

ふと、そんなことを思いながら、この記事を書いているわけです。少々前置きが長くなったけれども、世界や日本の状況、身近にある状況などにも適宜触れつつ、連載形式にして書いていこうと思います。

 

ますます二極化がすすむ世界

 

ここに、一つの衝撃的な事実がある。

地球上の全人口のわずか1%が、世界中の富の半分を所有しているという事実。

しかも、その一方で、

1日2ドル以下で生活している人が35億人いるという事実。

近代以降、世界中の人々の暮らしはほぼ向上していた。もちろん好況不況の波はあったけれど、世界中の過半数の人々の暮らしは全般的に改善していたのである。

しかし、いまはどうだろうか。

先進国の生活水準は低下していると指摘する専門家もいる。先進国では、人々の勤労所得は伸び悩み、とくに若者の失業率が高水準で推移している。

若者の失業が社会全体に悪影響を及ぼすのは明白である。

世界経済は成長している。グローバル化とテクノロジーの普及により、経済発展の可能性は大きく広がり、企業収益もますます膨らんでいる。

それにもかかわらず、若者の失業率は高いままで推移している。失業した若者は自尊心を傷つけられ、幸福感さえもが奪われ、やがて心まで病んでいく。

 

テロへとはしる若者たち

 

共同体から疎外された若者は、豊かになる機会を奪われ、富と権力を握る人々たちとの距離はどんどん広がるばかりである。自分たちを疎外する、こんな世界なんて壊してしまえと、一部の若者が思うのも当然だろう。

その若者たちの心の隙間に付け込んだのがイスラム国。つまり、ISと呼ばれるテロ集団である。

ISには、現在、数万人の若者が世界中から加入していると言われている。

彼らの目的は、この世界秩序を壊すこと。ISの真の狙いは、イスラムの世界支配だけれど、そんなことを理解している若者は何人いるんだろうか?

とりあえず、この世界秩序を壊してやれというのが、直接かつ最大の彼らの動機ではないだろうかと、私などは思うんだが。

広がり続ける格差。チャンスを奪われた若者たち。そんな若者たちによって引き起こされるテロ。

我々は、いや我々の先人たちは、一体、何を目指してこの世界を築いてきたのだろうか?

勝ち組でもなく、負け組でもない、第三の人生という選択肢は我々に残されているのだろうか?その可能性を探っていきたい。次号に続きます。

 

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