キバスタ

言いたいことを言い、わがままに生きてきたキバショーのスタイルとは?

MENU

ビットコイン投資で注意するポイントと価格決定要因

前回、ビットコインはデジタルの金(ゴールド)だと考えるべきだと書いた。

関連記事:ビットコイン投資入門:ビットコインはデジタルの金(ゴールド)だと考えよう - キバスタ

つまり、管理主体と発行者がなく、供給総量が決まっているという点で、ビットコインは通貨というよりも、むしろ貴金属の金(ゴールド)として考える方がしっくりとくるのだ。

そうすると、金(ゴールド)価格を左右する要因は、ビットコインの価格も左右すると考えられる。

金(ゴールド)価格を決定する主な要因が、

  • 有事の際の逃避資金
  • 期待インフレ率

だとすれば、ビットコインの価格も上記二点により決定される可能性がある。以下で検討してみよう。

 

有事の際の逃避先としてのビットコイン

 

これは、実際すでに起こっている。

まず、2013年3月に起こったキプロス危機の際

それまで20ドルくらいで推移していたビットコインの価格が、1か月くらいの間で急騰し200ドル以上の値を付けた。

なんと10倍以上ものすさまじい値上がり。

これは、キプロスに預金口座を持っていたロシア人富豪が、資産をビットコインに移したからだと言われている。

また、2013年終盤に顕在化してきた中国経済減速危機

この時は、それまで100ドル強で推移していたビットコインが、わずか2か月足らずで1,100ドルを超える急騰を演じた。

これも、約10倍の値上がり。

そもそも、中国人富裕層は、自国通貨である人民元を信用していない。

だから、これらの富裕層は、金(ゴールド)に異常に執着し世界中から金を買いあさっている。

中国経済減速危機の時も、中国人富裕層が資産の逃避先として、一斉にビットコインを購入したと言われている。

もっとも、この時はさすがに中国政府も黙っているわけにはいかず、ビットコインの銀行での取り扱いを禁止したため、600ドル台まで急落したけれど。

まあ、中国政府としても、人民元の暴落を黙ってみていることはできなかったんだろうね。

さらに、まだ我々の記憶に新しい昨年の事件。

英国のEUからの離脱

この時も、ビットコインは急騰した。

400ドル半ばで推移していたものが、半月の間に700ドルを超える高騰ぶり。

そして、選挙戦でトランプとヒラリーが接戦を演じている状況になったので、ビットコインの価格も右肩上がりの上昇となった。

 

【スポンサードリンク】
 

 

トランプ就任後のインフレ期待と財政赤字拡大懸念

 

ビットコイン価格の上昇は、トランプが選挙に勝利した後も続く。

それは、トランプが大規模なインフラ投資、減税、規制緩和を行うことを選挙公約に掲げていたからだ。

今の米国は、景気刺激策が必要なほど不景気にあるわけではない。

2017年1月の失業率は4.8%と前月から0.1%悪化したけれども、5%前後と言われる自然失業率を下回っている。

しかも、今の失業率は、リーマンショック前と匹敵するくらい低いので、米国は必ずしも景気刺激策を施す必要はないのだ。

それにも関わらず、トランプ大統領が大規模なインフラ投資、減税、規制緩和を行うとするならば、米国の期待インフレ率はこれまで予想されてきた以上に上昇するだろう。

さらに、問題がもう一つある。

減税を行い、さらに大規模インフラ投資を行うわけだから、当然、政府の財政収支は悪化する。

つまり、財政赤字が拡大する

そうすると、米ドルの価値が下落し、実物資産である金価格も上昇する。

したがって、金(ゴールド)と同じ性質をもつビットコインの価格も上昇するというわけだ。

これが、ビットコインがトランプの選挙勝利後もずっと上昇を続けてきた背景だ。

つまり、米国の期待インフレ率の上昇と、財政赤字拡大懸念を背景にビットコインの価格は上昇しているのだ。

 

まとめ

 

ビットコインの価格を左右するもの。それは、金(ゴールド)価格を左右するものと同じだ。

つまり、

  • 有事の際の資金逃避先
  • 期待インフレ率

今後、米国の期待インフレ率が上昇し、さらに財政赤字が拡大すると、ビットコインの価格が上昇を続ける可能性が高くなる。

また、米国内の景気が良くなり、さらにFRBが金融政策を引き締めに転ずると、新興国からの資金流出が深刻になるだろう。

そうなると、新興国の経済減速懸念が顕在化し、それによってもビットコインの価値が高まる可能性もある。

なお、ビットコインに興味を持たれた方は、【ビットフライヤー】 まで。