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フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッド「リラックス」:ネーナと双璧をなす80年代洋楽の一発屋

 

1980年に結成されたフランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッド。

ネーナと双璧をなす80年代洋楽の一発屋と言ってもいいバンドだ。

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だいたい、このバンドの名前からしてオカシイよね。

日本語に訳せば、

フランキーがハリウッドに行く

ん? なんのこっちゃ?

と思ったが。

これについては、ボーカルのホリー・ジョンソンが説明している。

彼らのバンド名は、歌手のフランク・シナトラが映画に出演するという雑誌(ニューヨーカー)記事の見出しから取ったものだということだ。

まあ、「フランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッド」というバンド名にピンとこない若い人たちでも、「リラックス」という曲を聞けば、

なんだ、この曲か

と瞬時にして分かるに違いない。

なにせ、この「リラックス」は大ヒットしたのだ。

アメリカの映画「ボディ・ダブル」や「ズーランダー」でこの曲が使われたり。

日本では、CMにも使用された。

さらに、「水10!ココリコミラクルタイプ」というバラエティ番組のオープニング曲としても使用されたことがある。

ただし、その過激な歌詞やミュージックビデオによって、いくつかの放送局で放送禁止にもなっている。

それで、「リラックス」の歌詞の何が問題になったかというと。

 

 

この歌の歌詞を読めば分かるのだが、これは、ゲイの性行為を描写した歌詞になっているのだ。 

例えば、

 

リラックスしろ

そうじゃない

お前がイキたいのなら

リラックスしろ

そうじゃない

お前がイキたいのなら

イキたいのなら

・・・・・・・・

俺をタタけ、タタけ、タタけ

・・・・・

 

以後、自粛。

これ以上書けません。

一応、説明を加えておくと、「リラックスしろ」というのは、「おしりの穴をゆるめろ」ということのようです。

このように、ゲイの性行為を思わせる性描写で埋め尽くされた歌詞。

実際、ボーカルのホリー・ジョンソンとキーボードのポール・ラザフォードは自らゲイを公言しているほどだ。

しかも、このミュージックビデオがまた、当時としては過激なものだった。

レイザーラモンHGのように革ジャンを着て革の短パンをはいたハードゲイたちがたむろしているバーに、ボーカルのホリー・ジョンソンが入っていく。

ハードゲイたちにもみくちゃにされるジョンソン。

ジョンソンが尿をかけられるのを連想させるようなシーンでは、本物の排尿音が使われたんだとか。

まあ、とにかく、メチャクチャなわけだ。

 

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そういうことで、「リラックス」は、とうとう、イギリスの放送局BBCとアメリカの音楽番組MTVでは放送禁止になってしまった。

しかし、この放送禁止措置にもかかわらず、「リラックス」は大ヒット曲となった。

1983年に発売された「リラックス」は、翌1984年にイギリスのヒットチャートで1位を獲得する。

最終的に200万枚というセールスレコードを記録した「リラックス」だが、これは、イギリスのヒットチャートでは歴代7位の売り上げとなった。

また、ファーストシングルである「リラックス」は1位を獲得してしばらくランキング圏内にとどまっていたものの、やがて圏外に落ちていった。

しかし、セカンドシングルの「トゥー・トライブス」が発売されると、「リラックス」も再びランキングを上昇し、とうとう、セカンドシングルとファーストシングルが1位と2位を独占するという現象が起こった。

これは、1960年初頭以来、イギリスのミュージック史上、かつてない快挙だったという。

結局、イギリスでは「リラックス」は、もっとも物議をかもしながらも、商業的にもっとも成功した曲として認識されている。

ただ、「リラックス」は、アメリカでは、ヒットチャート最高10位というふるわない結果となったのは意外だった。

「リラックス」で成功したフランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドだが、セカンドシングルがイギリスでヒットしたのみで、その後ヒット曲に恵まれず、1987年バンドは活動を停止した。

その後、何度か、メンバーを入れ替えて再結成しているが、いまだに本格的な活動はしていない。

 

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