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人事部がエリートコースなんて会社は、もう終わってると思う

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前回は、大手金融機関に就職した私が、人事部のせいで大切な人間関係を失ったことをご紹介した。

関連記事:人事部のせいで人間関係が崩壊:お世話になった先輩との決別 - キバスタ

 

上記の記事は、今から二十数年前の話だけれど、今でもまだ、人事部がエリートコースだなんて時代錯誤の会社があるのではないかと思う。例えば、金融機関や、重厚長大産業の一部なんかは、いまだに人事部といえば、社内でも誰もがうらやむエリートコースだと見られているんでしょう。

 

しかし、そんな会社なんて、もう時代遅れだ。人事部がエリートだなんて、時代錯誤も甚だしい。

人事部なんて、所詮、そのノウハウが社内でだけしか通用しない。たとえば、経営陣から指示された人事案を、いちいち根回しを進めながら練り上げていくわけでしょう。

そんな社内政治の片棒を担ぐようなノウハウは、その会社だけでしか通用しない。他の会社では通用しないのだ。

特に、大変なのが、メガバンクでしょうね。あれだけ癖のある銀行同士が集まったんだから、本来、うまくまとめるのは難しいでしょう。

それを、トップや有力役員に根回しをしながら、いちいち仕事を進めないといけないなんて、人事も大変だろうと思うよ。

 

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だいたい、そんな仕事をして、キャリアの蓄積になるはずがない。

例えば、私の場合だと、投資部門で積んだ経験は、それだけキャリアとして世間的にも認められるだろう。転職する場合も、他の会社の人に対して、説明がしやすい。

しかし、人事部エリートの連中は、毎日神経をすり減らしながら、キャリアとして世間で認められそうもない内向きな仕事をやっていて、将来が心配ではないんだろうか?

例えば、もし、自分の会社が経営危機に陥った場合、人事部エリートたちは、いったいどうするんだろうね?

 

若手であれば、転職しやすいだろう。金融機関の人事部と言えば、社内でも優秀な人材を集めているということが知られているため、他の会社でも、そんな優秀な人間は欲しいはずだ。

しかし、これが、人事部に10年数年在籍している課長とかになると、他の会社では使えないよね。そもそも、他会社で使えるスキルがない。これが、社内で内向きの仕事をすることの怖さなのだ。

 

そもそも、なぜ、人事部がエリートコースだと見なされているのか?

ひとつには、距離的に経営陣と近い、ということが挙げられる。人事権は最大の権力であり、この権力を自由に振るう経営陣の実行部隊なわけでしょ?人事部って。

だから、自然と、社内でも人事部は経営陣と極めて近い存在になってしまうんでしょう。

しかし、だからといって、人事部エリートが幅をきかすというのは、おかしな話だ。

人事部なんて、一円も儲けていないでしょ?

そんな儲けていない部署の人間が、他の部署の職員よりも上に上がるなんてのが、そもそもおかしなわけだ。

 

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例えば、世界最強の投資銀行と呼ばれているゴールドマンサックス。

ゴールドマンの場合、長い歴史の中では、投資銀行部門出身者がトップに就くことが多かった。

しかし、投資銀行部門が儲からなくなり、代わりに裁定取引部門が稼ぎ頭になってくると、裁定取引部門のトップがゴールドマンのトップに君臨するようになった。

また、今では、ゴールドマンはトレーダーの首を切って、IT技術者を多数雇い入れているという。今や、ゴールドマンは、自らIT企業だと称しているほどだ。

そのうち、ゴールドマンのトップはMBAホルダーではなく、IT技術者がトップになる日が来るかもしれないね。

 

ゴールドマンのように、収益を上げている部門のトップが社内で出世するというのが会社の理想なのだろうと私は思う。なぜなら、会社とは、本来、利益を追求する組織であり、利益を極大化するために組織を改編するべきだと思うからだ。

だから、一円の利益すら生まない人事部エリートが出世していくというのは、本来の会社の意味からいってもおかしいのである。

日本でいまだに、人事部エリートが幅をきかしている金融機関や、重厚長大産業の一部企業なんて、そのうち経営が危なくなるかもね。

 

そういえば、ずっと昔経営破たんした山一証券や、日本長期信用銀行なども人事部エリートが天下を取っていた企業だった。いまだに人事部がエリートコースなんて企業は、そのうちこれらの会社の二の舞になるかもしれない。