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濱田岳という若き名優

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みなさんは、濱田岳(はまだ がく)という俳優を知っているだろうか?

知らない人でも、携帯電話会社auのCMで、金太郎を演じている俳優だと言えば、おそらく「ああ、あの人ね」と即座に顔が浮かんでくるに違いない。

あのauのCMは非常に人気だ。

何年か前までは、ソフトバンクの白い犬シリーズが大人気だったが、今では、白い犬シリーズも迷走を続け、何がなにやら、訳が分からなくなってしまっている。

今現在のソフトバンクのCMって、どんなだっけ?

おそらく、みなさんの記憶にも残らないくらいのインパクトでしかない。

 

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低迷しているソフトバンクの白い犬シリーズCMに比べ、相変わらず、三太郎(金太郎、桃太郎、浦島太郎)シリーズは、視聴者の受けもいいようだ。

2016年度のCM好感度調査で、第1位を獲得。しかも、2連覇という快挙を成し遂げている。

たしかに、あのauの三太郎シリーズのCMはインパクトがある。

桐谷演じる浦島太郎が、CM中で歌う「海の声」が大ヒットしたのでも話題になった。

また、菜々緒が演じるドSの乙姫も衝撃的な登場だった。

 

人気の高いauの三太郎シリーズだが、やはり、なんといっても桐谷が演じる浦島太郎と、濱田が演じる金太郎の存在無くしては、語れないのではないだろうか。

桐谷については、ホリの深い目立つ顔立ちで、一目見たら忘れられない顔である。だから、桐谷の顔は、その第一印象の大きさという点からも、役者向きの顔だと言える。

しかも、桐谷の声がまた印象的でもある。「海の声」でもおなじみだが、個性的な声だ。

何と言っていいか分からないが、ダミ声とでも言うのか? 特徴のある声だ。

 

一方、濱田については、これといって何の特徴もない顔である。いうなれば、そこらへんにいてもおかしくないような。

おそらく、朝の通勤ラッシュ時にスーツを着て電車に乗っていたら、周囲のサラリーマンにすっかり溶け込んでしまって、誰にも気づかれない。そんな平凡な顔である。

しかも、濱田は身長も低い。三太郎シリーズで三人が並んだら分かる通り、一番背が低い。しかも、極端に。

濱田の身長は、160センチなんだって。

そりゃ、低いわー。160センチてっ! 小学生でももっと高いヤツおるで。

濱田の場合、桐谷などと比べたら、俳優としてはかなりハンデがあると言わざるを得ない。

顔は平凡だし、背も低い濱田だが。

しかし、三太郎シリーズでは、桐谷とともにもっとも目立った存在になっている。

 

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その理由は、おそらく濱田の演技力であろう。

三太郎シリーズよりも、もっと濱田の演技力の秀逸さが分かるCMがある。

たとえば、三井住友海上(MS&AD)のCMだ。

濱田演じる若手役者の元に、ハリウッドの有名監督からからオファーが来る。

「まじっすか?!」喜ぶ濱田。

それで、マネージャーと思しき人(この人の演技もうまいのだが)から、「主役だぞ。驚くなよ」と言われ。

期待に胸を膨らませて、「どんな役ですか?」と聞く濱田。

そしたら、マネージャーは、「アメリカの大・統・領」と。

それまでの期待感いっぱいの状態から、一気に不安に落とされる濱田。

「その役、オレに務まりますかね?」

きょどきょどしながら、不安感を表す濱田の演技が絶品だ。

 

特に、濱田のあの目。目の動き。

日本人の自分に、アメリカ大統領の役が務まるのか?

そんな役、引き受けて大丈夫なのか?

ハリウッドからオファーが来たと聞いた時の喜びの顔から、一転、不安で不安で仕方がない表情を作るのに、彼は、なんと目の動きだけで表現しているのだ。

将来に対する不安。疑惑。疑心暗鬼。

これらの感情を、セリフや、大げさな身振り手振りで表現しているのではない。

単なる目の動きだけで、不安感を表現している。

私は、濱田のこのCMを最初に見た時、「スゴイ!!」と驚嘆したものだ。

 

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また、別のCMになるが。

第一三共の「ガスター10」という胃薬のCM。

濱田演じる夫が、食卓で妻に向かって「最近優しいねえ」と、妻の態度の変化に戸惑いながら、いぶかしみながら尋ねる。

そしたら、妻が「期待しなくなったら、楽になったの」と、夫に向かって鋭い視線を向けながら、致命傷となる言葉を投げかける。

心に突き刺さる言葉の刃(やいば)。

そこで、濱田が演じる夫が「はあああ。胃が痛い」と応じる。

この時の濱田の演技が、これまたウマイ。絶品だ。

この時の演技も、濱田は目だけで演じている。目の動きだけで。

 

私が上記に挙げた濱田主演のCMは、2作品ともユーチューブで見られる。

興味のある人は、「濱田岳 CM」で検索してみるといいだろう。

とにかく、彼のあの目の動きによる演技は、一見の価値がある。

 

それにしても、濱田岳という男は、恐ろしい役者だと思うのだ。

顔は普通の平凡顔。身長は、むしろ低めの160センチで、役者としては外見上、まったく特徴がない。

特徴がないということは、それだけでハンデなのだ。

背の高いイケメンがひしめく20代、30代の役者集団の中で、外見的に平凡というのはそれだけで致命傷にもなりかねない。

しかし、そんな外見上のハンデなどものともせず、彼は、人気俳優の一人として数えられているのだから、それだけ、濱田の演技力が群を抜いているということであろう。

 

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ブサイクだけれど、人気役者はいる。

たとえば、柳沢慎吾などが、それだ。

柳沢はブサイクなのだが。しかし、そのブサイクさが、ある意味、役者としての武器でもある。

要するに、役者というのは、イケメンか、ブサイクか、のどちらかである方が、まだマシなのだ。

インパクトがあるから、視聴者に覚えてもらえる。

しかし、濱田岳のように、外見上、凡庸で、なんの特徴もない、となると、これは役者としては、シンドイだろう。

イケメンや、ブサイクに比べて、スタート時点から遅れているようなものだ。

しかし、それを演技力でカバーして、人気俳優の仲間入りをしているというのは、やはり、驚嘆に値する事実だと思うのだ。

 

最近は、テレビドラマ版の「釣りバカ日誌」にもハマちゃん役で主演している濱田だが。

彼は、将来、ひょっとしたら、「男はつらいよ」で寅さんを演じた渥美清のような大物役者に化けるかもしれない、と私は思っている。

まだ29歳と若い濱田岳が、これから長い役者人生で、自分にぴったりのはまり役に巡り会えれば、ひょっとしたら、ひょっとするのではないだろうか?

国民的役者である渥美清か? これまた国民的な大物俳優である西田敏行か(ちなみに、西田敏行は、テレビドラマ版「釣りバカ日誌」の中でスーさん役で濱田と共演している)?

濱田の実力からして、いずれ、これらの大物役者と肩を並べる大御所俳優になることは間違いないだろう。

色々や役に挑戦して西田敏行のように、何でもこなせる多彩な役者になるか?

それとも、

代替できる役者がいないくらいの人気者である寅さんを演じた渥美清のような役者になるか?

濱田岳の将来が今から楽しみだ。