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今井絵理子の不倫:広告塔として彼女を利用してきた自民党の誤算

 

今井絵理子の不倫報道が世間をにぎわせている。

今井絵理子と言えば、先の参議院選で自民党から出馬して当選。

往年のトップアイドル「SPEED」の元メンバーであり、さらには障害児を持つ母として、その広告塔としての役割を期待されての出馬なわけだ。

今の日本では、障害は、選挙の上で票になる。

たとえば、「五体不満足」の乙武が参議院選挙に立候補するという話があったり(不倫でポシャってしまったが)、この間の都議選でも、元アナウンサーの龍園愛梨など、取り立てて見るべきキャリアが何もないにもかかわらず、障害児の母親ということで都民ファーストの会から立候補して当選した。

自身が障害を持っていたり、子供が障害児であるということは、今の日本では、選挙で大いに有利に働くらしい。

つまり、「障害」が選挙のたびにイメージ戦略として大いに機能しているのだ。

それが、いいことなのかどうかということは、ここでは深入りしない。

ただ、現在の日本では、取り立てて見るべきキャリアも何もない人間(乙武を除いて)が、「障害」を前面に出せば、下駄をはかせてもらって、選挙に当選する確率が高くなるという事実は、極めて重要な現象であることを指摘しておきたい。

 

今井絵理子の場合も同じだ。

彼女がトップアイドル「SPEED」の元メンバーであったのは周知の事実である。しかし、それだけで、自民党が参議院選挙の候補者として白羽の矢を立てたのではない。

元アイドルなんて、この国には、たくさん存在する。それこそ、腐るほどたくさん存在する。

彼女が参議院選挙で自民党から立候補できたのは、他ならぬ、障害児の母親であるという、この1つの事実だけだ。

自民党としては、障害児を抱えて頑張っているバツイチ・シングルマザーということで、今井のイメージを確立したかったのだろう。

そして、わが自民党は、そんな障害児を持って頑張っているバツイチ・シングルマザーを応援する政党なんですよ!!

と、国民に向けてアピールしたかったに違いない。

 

おそらく、今井は、その自民党が作り上げたイメージ通りの役割を果たしてきたに違いない。

今回、彼女の不倫報道が週刊誌にスッパ抜かれるまでは。

不倫報道により、これまで自民党が作り上げてきた今井のイメージが単なる虚像だったことが判明した。

なんと、今井は、子供を親に預けて、不倫していたということまで暴露されてしまったのだ。

 

え? 真面目に育児をしていたんじゃないの? 

障害児を親に預けて、自分は、男と不倫していたのか?

結局、障害児は、今井が当選するために利用された「道具」に過ぎなかったんだ。

 

今井の不倫記事を読んだ読者の率直な感想が聞こえてくるようだ。

 

しかし、私が不思議に思うのは、今井にしても、不倫相手の神戸市議にしても、なんで、これだけの証拠が揃っているのに、いまだに「一線を越えていない」などと見え透いた嘘をつき続けているのか、ということだ。

新幹線で手をつなぎあって寝ている写真があるのに、また、パジャマ姿で、しかも濡れ髪でホテルの廊下をウロウロしている写真まで掲載されているのに、いまだに、「一線は超えていない」だって?

ウソをつくな!!

先日の「ワイドナショー」で、お笑い芸人の「いとうあさこ」が鋭いコメントを残している。

「新幹線で手をつなぐのさえ我慢できなかった人たちが、ホテルの部屋で一線を超えないのを我慢できるわけがない」だって。

恐るべし。いとうあさこ。

あまりにも的確なツッコミじゃないか。的確過ぎるわ。

 

週刊誌に決定的な瞬間をスッパ抜かれたこの期に及んで、なぜ、二人は、あくまでも「一線を越えていない」などという嘘を平気でつきとおすのだろうか?

ひょっとしたら、神戸市議の離婚協議に悪影響を与えるからだろうか?

今井の不倫相手の神戸市議・橋本議員は、現在妻と別居中で、離婚協議中でもある。

こんな大事な時に不貞行為が明らかになれば、離婚協議に際して橋本議員本人にかなり不利な条件が付きつけられるだろう。

それゆえ、今井・橋本の二人は、「一線は超えていない」、「不貞行為はなかった」などという苦しい言い訳をしているのではなかろうか?

 

しかし、別居中といっても、たかだか1年でしかないから、おそらく、裁判所も婚姻が破たんしていると認定できないだろう。

婚姻が破たんしていないのに不貞行為を行えば、離婚協議に悪影響を及ぼす。多額の慰謝料を請求されるかもしれない。

しかも、離婚裁判では、二人の言い訳よりも、状況証拠が採用される。

二人はパジャマ姿でホテルの一室で朝まで過ごしたわけだから、いくら「一線は超えていない」、「不貞行為はなかった」と言い張っても、無理。

裁判所は、そんな言い訳を認めてくれません。

朝までホテルの一室で二人きりでいたという客観的な証拠が離婚裁判では重要であり、それのみが、不貞行為の証拠として採用される。

だから、今井・橋本の二人が「一線を越えていない」と言い張ったとしても、橋本の離婚協議では、なんら橋本に有利に働かない。

週刊誌に写真がでた時点で、不貞行為は証明されたようなものだ。

橋本の離婚協議を慮って二人で嘘をつき続けたとしても、なんの意味もないのだ。

 

では、一体、なぜ、二人はかくまで頑なに嘘をつき続けているのか?

謎だ。

そもそも、今井は、ベッキーの不倫報道から何も学ばなかったのだろうか?

今でも記憶に新しいベッキーの不倫報道では、当初、記者会見まで開いて交際を否定していたベッキーだったが、しかし、川谷とのLINEのやりとりが流出するなど状況証拠を突きつけられて、結局、不倫を認めざるを得なくなって騒ぎが拡大してしまった。

ベッキーはCMや番組を降板して損害賠償を請求され、川谷も、さらなる未成年との飲酒報道で活動を自粛せざるをえなくなった。

最初から不倫を認め、謝罪していた方が、後から考えると、傷が浅くてすんでいた。

それゆえ、ベッキーの不倫騒動以後、芸能界では不倫を率直に認め、謝罪をすることでその後の余波を最小限に抑えるような流れができた。

 

今井は、ベッキーの不倫騒動から、何も学ばなかったのか?

もちろん、今井は、現在、タレント活動はしていない。だから、CMや番組のスポンサーに気兼ねすることはない。

しかし、彼女は自らの立ち位置を、自らの役割を考えていないのではないか?

今井は、所詮、政治家ではない。彼女のことを政治家だと思っている同僚議員はいないだろう。

彼女は、単なる自民党の広告塔なのだ。自民党が、障害者を抱えて頑張っている人を応援しているふりをするためのイメージ戦略に利用した広告塔に過ぎない。

 

だとすれば、広告塔が不倫をするなど、もってのほかである。

いや、それ以上に、見苦しい嘘をつき続けるのは最悪だ。

ベッキーの不倫騒動以後、芸能界では不倫を率直に認め、すばやく謝罪するスタイルが主流なのだが。

今井は、いまだに「一線を越えていない」などとして不貞行為を否定している。しかし、それは、状況証拠からして無理な嘘である。

やはり、不貞行為はあったのだと断定せざるを得ないし、橋本の離婚裁判でも不貞行為は認定されるだろう。

 

結局、今回の今井の不倫騒動は何だったのだろうか?

自民党が党のイメージアップにつながるという目論見のもとでスカウトした今井が、今では、党のイメージダウンになってしまった。

しかし、よくよく考えてみれば、障害児の母親であることを前面に出して「障害児」を利用して当選した今井と、そんな今井を広告塔として利用してきた自民党。

どっちが、悪いんだろうか?

私は、どっちもどっちのような気がするのだが。