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山尾志桜里が不倫で離党:「民進党のジャンヌ・ダルク」が民進党への期待を吹き飛ばしてしまった日

 

民進党の山尾議員が、週刊誌に自身の不倫記事が掲載されたことで離党してしまった。

山尾議員と言えば、政界でも1、2を争うくらいの美人議員として有名だ。

昨年、ブログで有名になった「保育園落ちた日本死ね」を国会の場で取り上げ、待機児童問題の深刻さを問題にして安倍首相を追求したのは記憶に新しい。

この時以来、彼女は、政界で一躍脚光を浴び始めた。

国会で安倍首相を追求した論功行賞だろうか? その後、山尾議員は民進党の政調会長に就任した。

当選2回という経歴での大役は、彼女への民進党の期待がいかに大きかったかが分かるというものだ。

 

政権を自民党に奪われて以降、党内のガタガタがいまだ治まらぬ民進党。

その民進党を救うか? 山尾政調会長の期待はいやがうえにも高まっていた。

それゆえ、山尾議員のことを「民進党のジャンヌ・ダルク」などと呼び、持ち上げていたマスコミもあった。

ジャンヌ・ダルクと言えば、亡国の一歩手前まで追い詰められていたフランスの窮地を救った少女であるが。

山尾議員は、本当に民進党のジャンヌ・ダルクたりえていたのだろうか?

 

国会で待機児童問題に関して安倍首相を追求する山尾議員は、確かに、ガタガタの民進党を立て直すヒロインの登場を思わせたものだ。

何といっても、美人だ。

しかも、東大法学部卒、元検事。

ただし、司法試験には6回落ちたことは公然の秘密であり、愛嬌というものだろう。

そんな立派な経歴の持ち主で、美人の山尾議員に大いに期待していた人も多かったに違いない。

 

しかし、私は、ある時、「おや? この人は、ジャンヌ・ダルクではないぞ」と思ったことがある。

それは、彼女の政治資金の使途が問題になった時のことである。

彼女の事務所は、ガソリンスタンド1店舗で、1日に10万円ものガソリン代を政治資金として出費していたのだ。

この異常に高額のガソリン代に関しては、山尾議員は、元秘書がやったことだとして、秘書への責任転嫁をして逃げたのである。

 

山尾議員の政治資金が問題になる前に、こんなことがあった。

甘利経済産業大臣が都市再生機構(UR)への口利き疑惑で、責任を元秘書に転嫁して逃げたのだが。

山尾議員は、国会の場で、元秘書に責任転嫁する甘利大臣を追求して、即刻議員辞職するように迫った。

「元秘書の責任にして、逃げるな。秘書の責任は、議員の責任なのだから、議員を辞めるべきである」

山尾議員は、甘利大臣にそう言いたかったのだろう。

 

しかし、山尾議員の政治資金疑惑が持ち上がった時、彼女は、見事、元秘書に責任を押し付けて逃げてしまったのである。

このことを、政治記者に追及されて、顔から汗をダラダラ流しながら、口数少なく取材に応じていた山尾議員の姿は印象的だった。

つまり、他の政治家に対しては、「秘書に責任を擦り付けて逃げるのは卑怯だ」と言ったにもかかわらず、自分は、秘書に責任を擦り付けて逃げようとしている。

ジャンヌ・ダルクの仮面がはがれた瞬間を、私は、この目で見てしまった。

 

まあ、これは些細な問題なのかもしれないが。

しかし、この一件があってからというもの、どうも、彼女は危なっかしい人だなあ、という印象が拭えないものになった。

 

ただ、世間的には、山尾議員の政治資金疑惑は大問題にならず、彼女がこの問題で政治生命の危機に陥ることはなかった。

それどころか、以後の彼女の政治家としての活躍は順風満帆と言えるものだった。

昨年末には、新語・流行語大賞に「保育園落ちた日本死ね」がトップ10に選ばれ、受賞者として授賞式に出席している。

 

ん? なんで? 山尾志桜里が受賞するんだ?

「保育園落ちた日本死ね」は、山尾が作ったわけでもなければ、関係者でもない。

ただ単に、ネットを中心に話題になっていた問題を山尾が国会で取り上げたというに過ぎない。

なのに、なんで、山尾が受賞するんだろうか?

意味が分からん。

てゆーか、他人が作ったキャッチコピー(?)で賞を受賞しても、それに何の意味があるんだ?

作者でもなく、関係者でもない山尾を授賞式に呼ぶ主催者の非常識についても、アホ臭さ満載だが。

呼ばれたからと言って、ノコノコ授賞式に出ていく山尾の厚かましさ。

厚顔無恥というのは、山尾のためにある言葉だったんだね。

 

まあ、こんな女、いずれボロが出るぞ、と思っていたんだが。

案の定、ここぞ、というときになって、山尾議員はやってくれましたな。

 

依然として党勢が立て直せない民進党。

安倍自民党が、森友問題・加計問題でガタガタなのに、民進党への追い風は全く吹かない。

そんな折に、蓮舫は意味不明のタイミングで辞任した。

今さら、前原が再登板しても、どうにもなるものでもないのに。

でも、民進党支持者の中には、人心が一新したことで、党勢挽回に一縷の望みをかけていた人もいたのではないだろうか?

 

その前原・民進党党首が、山尾を幹事長に起用する方針だと伝わった。

新生民進党の顔として、今回の人事の顔ともなる山尾の幹事長就任だったが。

結局、山尾のW不倫疑惑が週刊誌に掲載されたことで、彼女の幹事長就任はなくなった。

それどころか、不倫騒動の責任を取って、民進党を離党せざるを得なくなってしまった。

 

山尾は、アホなのか?

きょーび、不倫は命取りだ。

芸能界でも、多くの芸能人が不倫をして仕事を干されたり、マスコミに叩かれたりしている。

つい最近でも、自民党の今井絵理子議員が神戸市議と不倫をして、マスコミの恰好のネタになっているではないか。

このことを、山尾も知らないはずはあるまい。

自分は、大丈夫だと思ったか?

 

しかも、民進党の幹事長内定祝いに、不倫相手とホテルの一室でワインで乾杯していたのではないか、という疑惑まで出ている。

こうなると、バカバカしさを通り越して、呆れてしまう。

一言で言えば、危機管理が全くなっていないということだが。

 

しかも、不倫相手の男性弁護士の奥さんは、脳疾患の疑いがあるということで、療養するために実家に帰省していた、その間に、山尾は、男性弁護士の家やホテルに宿泊して不倫していたというから、不倫は不倫でも、ゲス不倫であろう。

不倫相手の奥さんの病気をいいことに、密会を重ねていたなんて、山尾の支持者は、どう思うのだろうか?

 

まあ、今回の山尾の不倫報道で、「保育園落ちた日本死ね」を国会で取り上げて待機児童問題を追及してきた山尾のイメージは失墜した。

待機児童問題で苦しんでいる日本の多くのお母さんたちの味方として振る舞ってきた山尾の不倫は、まさに背信行為そのものと言っていい。

離党はしたものの、議員辞職はしていない山尾だが。

イメージ失墜後、これから政治家として、どう切り抜けていくのだろうか?

 

「民主党のジャンヌ・ダルク」などと呼ばれていい気になっていた山尾だが。

実は、「ジャンヌ・ダルク」という名前は不吉な名前なのだ。

みなさんもご存知の通り、史実のジャンヌ・ダルクは救国の英雄だが、最後には火あぶりにされて殺されてしまう。

一時期は飛ぶ鳥落とす勢いで、民進党を背負って立つかに思えた山尾が、不倫スキャンダルで離党を余儀なくされた顛末は、どこか、悲劇のヒロイン「ジャンヌ・ダルク」を彷彿とさせるものがある。

ジャンヌ・ダルクは、その後、名誉回復してカトリック教会により聖人に叙せられたが、果たして、政治家・山尾志桜里が復活する日は来るのだろうか?