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ダウンタウン・松本人志のマスコミ批判:「TOKIO・山口メンバーという呼び方をやめろ」

 

毎週日曜日のワイドナショーを楽しみにしている。

特に、この前のワイドナショーは、TOKIO・山口達也の強制わいせつ事件が発覚して初めての収録だったため、ダウンタウンの松本がこの件に関して一体どんなコメントをするのか?

非常に楽しみにしていた。

 

まず、松本が問題にしていたのは、現在のところ、山口に対する処分が無期限謹慎にとどまっていることだ。

無期限謹慎ではなく、むしろ、解雇でもいいのではないか。

と松本は主張していた。

たしかに、人気アイドルによる未成年への強制わいせつという前代未聞の大事件に対しては、無期限謹慎ではなく、解雇というもっと厳しい処分が下されてもおかしくはない。

松本の主張も一理あるなあ、と思っていた。

 

しかし、今回のワイドナショーで私が最も注目したのは、松本のマスコミ批判だ。

松本が問題だとして指摘していたのは、NHKを始めとしたすべてのテレビ局が今回の事件を報道するときに、TOKIO・山口メンバーという呼び方をしていたことだ。

なぜ、TOKIO・山口容疑者ではなく、山口メンバーなのか?

著名人だけ特別扱いした、この独特の呼称(メンバーという呼び方)は止めるべきだ。

こういうことをしていると、マスコミが信用されなくなる。

これが松本の主張であり、今回のワイドナショーでもっとも私の心に残った発言だった。

 

実際、マスコミによる芸能人への特別な配慮に対しては、以前からネットでも問題視されてきた。

普通、我々一般人が逮捕されたり、書類送検されたりしたら、容疑者あるいは被疑者と呼ばれる。

しかし、芸能人だけは別だ。

島田紳助司会者。稲垣吾郎メンバー。布袋寅泰ギタリスト。

彼らは、決して容疑者とも被疑者とも呼ばれない。

これは、おかしいではないか?

一般人差別であり、芸能人の特別扱いである。

しかも、これまでネットで散々批判されながらも、一切改めることなく、今回もTOKIO・山口を容疑者と呼ばずに、相変わらず、メンバーなどと呼んでいるマスコミ。

 

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このことに関して、松本人志は、芸能人だけを特別扱いすることは止めるべきだ、と苦言を呈したわけだ。

もちろん、フジテレビ側も、TOKIO・山口を容疑者ではなくメンバーと呼んだ理由として、逮捕ではなく、書類送検であることと、さらに被害者側とすでに示談が終わっていることを挙げているが。

しかし、我々一般人が同じ状況になった場合、容疑者あるいは被疑者と呼ばれることに変わりはない。

フジテレビを始めとしたマスコミが、なぜ、芸能人だけ特別扱いするのか、という答えにはなっていない。

 

結局、マスコミは、芸能人を特別扱いしたいのだ。

いや、むしろ、特別扱いせざるを得ない特別な事情があると見るべきだ。

 

本来、テレビ局は、芸能人や芸能事務所に対しては非常に強力な立場にある。

なにしろ、金と番組への出演権限は、すべてテレビ局側が握っているからだ。

しかし、現実は、立場が逆転している。

テレビ局と有力芸能事務所は、持ちつ持たれつの関係どころか、むしろ有力事務所の方が上に位置しているようだ。

特に、ジャニーズ事務所のように人気タレントを多数抱えている事務所は、テレビ局に対して発言権が強いと言われている。

テレビ局側にしても、ジャニーズ事務所の機嫌を損ねて、人気タレントの番組への起用が困難になるのを恐れ、事務所に対して忖度せざるを得ない。

そんな事情があるようだ。

 

これは、テレビ局に限らず、山口メンバーと呼んでいる新聞・雑誌についても同じことが言える。

有力事務所と友好な関係を結んでおかないと、いざというときに、取材させてもらえないとか、情報が入ってこないとか、いろいろな嫌がらせを受ける。

だから、テレビ局だけではなく、新聞・雑誌などでも、TOKIO・山口容疑者と呼べない事情があるのだ。

 

そんな状況の中、ダウンタウンの松本がTOKIO・山口の強制わいせつ事件でマスコミが相変わらずメンバーと呼んでいることに対して疑問を呈し、芸能人だけ特別扱いするマスコミを批判したのは特筆に値する。

私が知る限り、松本ほどの大物芸能人がテレビ番組内で、このようなマスコミ批判をするのは初めてだろう。

いや、ひょっとしたら、すでにビートたけしが週刊誌などで同じようなことを言っているかもしれないが、私は確認していない。

 

そもそも、松本が、このようなマスコミ批判をしても、彼には全くメリットはない。

なぜならば、松本自身が芸能人、それも大物芸能人であり、マスコミから特別扱いされる側の人間だからだ。

もし、将来、松本が何らかの事件を起こしたときには、彼は、松本人志司会者と呼ばれるだろうし、マスコミから守ってもらう存在だからだ。

しかも、松本がいくら大物芸能人とはいえ、一応、あくまでもテレビ局から雇われている立場にある。

さずがに、雇われ人による雇用主に対する批判は危険が伴うだろう。

 

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ダウンタウンの松本の影響力は非常に大きい。

それは、松本のツイッターのフォロワー数を見ても分かる。

そういう意味で、松本によるマスコミ批判は、今後、テレビ局などの報道姿勢が改まる切っ掛けになるかもしれない。

そもそも、本来は公明正大であるはずの報道機関が、一般人と芸能人を区別して報道することがおかしいのだ。

松本のような非常に影響力のある芸能人が問題提起することで、マスコミの報道姿勢が正常化することを期待したい。